東南アジアには、観光スポットが沢山点在しています。
そんな、観光スポットの中でも、バックパッカー古書店主シャンティ(@asiameisou)がこれは、インパクトがあってトラウマ級に、ヤバイなと感じた場所をピックアップしてご紹介します。
これを読むと必ずちょっと怖いなと思うでしょう。しかし、人間誰しも怖いもの見たさってありますよね。東南アジアに行ったら是非お立ち寄りください!必ず人生のトラウマスポットになるでしょう。
さぁスタート!
ベトナム ホーチミン 戦争証跡博物館
ホーチミンで代表するべき観光スポットの
『戦争証跡博物館』
甘く見てはいけません。年間70万人も来場するこの観光地ですが、ここは、ベトナム戦争の様相を色濃く残す戦争博物館です。私が最後に行ってからかなり経過していますが、あの時の衝撃は、今も鮮明に覚えています。
特に衝撃的なものは、やはり有名な大量のホルマリン漬けの奇形児。日本では見る事がありませんよね…。そして枯葉剤による影響などとにかく、キツイです。写真もかなりインパクトがあり確実に気分が重くなるのは必須です。ベトナムの歴史を知らないなら少しは勉強してくるのをオススメします。
戦争を知らない我々は、真実を目の当たりにする事でより、戦争をしたくないとい意識は、ここに来たら確実に生まれます。其れ位悲惨であまりにも辛い現実を突きつけられます。
- 住所:28 Vo Van Tan St. Dist.3 HCM City
- 営業時間:7:30-12:00/13:30-17:00
ベトナム ハノイ ホアロー収容所
こちらもハノイを代表するべき観光スポット
『ホアロー収容所』
ベトナムがまだフランスの植民地だった頃に建設された歴史的建造物です。まさに、ベトナムの歴史を集約した様な場所で、ここもインパクトがスゴイです。
ギロチンや足枷、そして蝋人形の数々に子供なら泣きだしてもおかしくはありません。写真や牢獄がより雰囲気を醸し出しています。
19世紀の終わりに建てられてから100年以上が経過しており、時代により政治犯として捕らえられたベトナム人からベトナム戦争時には捕虜となったアメリカ人兵士まで、時代により変化した監獄の空気に心が確実に重くなります。
しかし、ハノイに来たなら絶対に来る必要のある観光スポットなのは確実です。
- 住所:1 Hoa Lo St. Hanoi
- 営業時間:8:00~17:00
カンボジア プノンペン トゥールスレン虐殺博物館
カンボジアの観光スポットと言えば、そうアンコールワットですよね。皆が知っている世界遺産だと思います。ですが、今回は…
トラウマですからね
そうトラウマスポットですからね。やはりプノンペンですよ!
ここは怖いですよ。『トゥールスレン虐殺博物館』です。
ポルポト支配下の中で国民に対して拷問、虐殺を行った血塗られた収容所です。ここは、以前高校の建物でした。そこを内戦下に乗じて監獄へと移行し街中にあるあまりに異質な空間となったのです。
私がここを訪れたのは2回。私が経験したトラウマスポットでも1番と言えます。ここには、沢山のカンボジア内で起きた悲惨な歴史が証拠として飾られています。
細かく独房があるのですが、ベッドの側に写真が貼り付けられていて、ここで足枷を付けベッドで死を待つカンボジア人が悲痛な表情を浮かべています。
虐殺されたカンボジア人の写真が無数に貼り付けられていて、これだけの国民を虐殺したのかと改めて感じさせられます。今は無いかもしれませんが、頭蓋骨で形どられたカンボジアの地図を見たら忘れられなくなります。
あと1つ言いたいのは、ここ凄く空気が冷たいです。
外との温度差があり、これがまた気味が悪い。というより鳥肌が終始止まりません。ここで大量に殺された人々の魂が未だ浮遊しているかの様に感じます。
- 住所:St 113, Phnom Penh 12304
- 営業時間:8:00~17:00
カンボジア プノンペン キリングフィールド
もう1つは、ここです。『キリングフィールド』
プノンペン市街地にある観光スポットです。
ここも先のトゥールスレンと同じくクメール・ルージュの血塗られた狂気をはらんだ歴史的スポットです。
たった40年前カンボジアでは、ポルポトにより国民の3分の1が処刑されました。ここは、その中でも代表される処刑場です。
この時期、カンボジアでは、約300万人が虐殺されました。
キリングフィールドは、先程のトゥールスレンよりは鳥肌は立ちません。しかし、エピソードがヤバイですよ。木に女の子打ち付けて殺した場所や死体を大量に積んだ窪み、ここで殺されたのかと思う場所がふんだんに点在しています。
なんて…こんな風に書いてますが、冷静に見るのも難しいです。
其れ位ここは、心に暗闇が忍び寄ります。本当にこんな狂気染みた虐殺が行われたのかと感じます。下界は、茹だる様な暑さに妙な冷や汗をかく事でしょう。
そして、見終わった時には、完全に魂を抜かれたかの様にふらふらと外に出るしかありません。ここもまた、カンボジアを知るのに必ず行かねばならない場所です。
- 住所:Roluos Village, Sangkat Cheung Aek, Phnom Penh, Cambodia
- 営業時間:8:30~17:30
タイ バンコク シリラート死体博物館
最後は、タイのバンコクにある観光スポットと言って良いのかわかりませんが、『シリラート死体博物館』です。
現在は、有料化されて以前の様なシーンと静かな場所ではございませんが、今でも、あのアングラ感は感じられると思います。
犯罪者のミイラ、胎児のホルマリン漬け、グロテスクな標本群、寄生虫、奇病の標本など、もうグロ過ぎてこういうのに弱い方ならオススメはできません。
しかし、これも昔から日本人には、有名な観光地で、バックパッカーが行く観光スポットとしてはマストだと思います。私も当時、同じゲストハウスに泊まっていた方と見学に行ったのを覚えています。
- 住所:2 Prannok Rd. Bangkoknoi Bangkok 10700
- 営業時間:9:00〜16:00
まとめ
今回は、アジアにあるトラウマ観光スポットを紹介致しました。
この記事を見て写真がないじゃ無いか!と思われると思います。しかし、写真を載せたら、現実にこの場に行った時、確実にインパクトは下がります。そのために画像はカットしました。
リアルで見た時、あなたは何を感じ取れるでしょうか?
今回、写真はイメージのみとさせて頂きます。現地に行って、どれだけ自分が衝撃を受けるか楽しみにして頂けたら幸いです。
戦争の恐怖、人間の怖さ、憎しみ、苦しみ、ここには憎悪が溢れています。
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