【悲報】バックパッカーの末路。日本社会で生きるのは難しいのか?

仕事 君もバックパッカーになろう
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こんにちは、シャンティ(@asiameisou)です。

今回は私の経験と、今まで会って来たバックパッカー達がどんな人生を歩んで来たのか。要するにバックパッカーで長期の旅に出た人間は、日本社会でどんな人生を歩む結果になるかと言う話をしたいと思います。

こんな話をすると大人は、海外で遊んで歩いた人間はこれだから駄目なんだ!と頭ごなしに否定する人もいます。しかし、経験の無い人間が人の行動に対して否定する事ほど愚かしくお門違いな話だと思います。

良い結果、悪い結果それぞれにありますが、あなたの結果は如何なる方向に進むかは自分次第なのであくまで体験談として読んで頂けたら幸いです。

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バックパッカーに多い職業

今と昔ではかなり状況も変わっているので、まず昔私が会った旅行者に多いのは、プログラマー、そして介護職、看護師、他にはワーキングホリデー、そして、期間工、季節労働者。この位かと思います。特に当時からプログラマーや看護師などいつでも復帰できる職業の人は多いイメージですね。

今現在、昔とは、ネット環境や時代の変化により職業も変化していると思いますが、やはりプログラマー、ブロガー、デザイナーなどリモートワークができる職業が、多いですね。昔から見ると何処にいても仕事を得る事ができてお金を稼げる職業だと世界中何処にいても生活できる様になりました。

手に職の無いバックパッカーは多い

上記でプログラマーやデザイナーなど、リモートワークの方が増えているという話をしました。それじゃ、手に職の無いバックパッカーが、長期の旅から帰国したらどうするのか?今日の本題は、ここからですね。

手に職の無い人間は、日本にいる時に思い付きで、今ある金を握り締めて海外に来る人がいます。それと共に、日本社会で住み辛くなって海外に行ってみようと来る人間もいます。どちらにしても帰った後の事は、出発した時には、考えないように逃避している場合が多いかもしれませんね。

帰国と末路

さぁ長期旅行から帰国した手に職の無いバックパッカー達はどうなったのか…私が会った旅行者の話をしますね。

季節労働者や治験のバイトで再びアジアへ

こういう方は、本当に多いですね。これが正しいのかわかりませんが、数ヶ月北海道や沖縄などの季節労働に従事して残りの時間をアジアで過ごす。近年、外こもりと言われる人にこういう生活をされている方がいます。

ワーキングホリデーに向かう

ワーホリ組もいますね。つぎは、働きながら旅行しようと考えた方ですね。しかし、真面目に英語を勉強しながら働く人もいればビザを最長まで楽しんでその期間を遊んで暮らす方もいます。しかし、帰国したらまた何か考えないといけないですね。

鬱に悩む。

私が会った旅行者で凄く苦しんでいた方がいました。その方は、旅行から帰国するとバイトを始めたんですが、全く日本の社会に馴染め無くなっていました。アジアに行きたい逃げたいと思いながら、バイトをしていたのですが、結局生活が大変で精神を病んでしまいました。アジアと日本のギャップに苦しむ方も多いのかもしれませんね。

古本屋になった私

この話は、私です。帰国した私は、当然何の予定もありませんでした。大学を卒業してすでに、一年が経過していました。就職する気も無く、それでも何か仕事を探そうと日々探していました。最初はAmazonのカスタマーサービス。次にお洒落家具屋と全く続きませんでした。というのも居心地が悪いんです。そこにアジアと比べる自分がいる事に気付きました。

この時、日本という国の本質が、見えた気がしました。好きな事をしよう!そう思い立ったのが本に関与するお仕事でした。最初は、◯省堂に入りました。楽しかった。ただ、それから色々あって古巣に戻り今は、自営業で古本屋を営んでいます。

それぞれが、自分らしく生活する為に日本社会と対峙しながら生きている事がわかります。ですが、私が会った手に職の無いバックパッカー達は、やはりアジアを拭い切れない印象があります。まだ旅を続けたい。アジアに行きたい。そんな気持ちから自分なりの自由を得る事が出来るお仕事に付いてます。

まとめ

バックパッカーの末路と題して経験と共に書かせて頂きました。日本社会からの解離。手に職の無いバックパッカーは、時に絶望を感じながら、またアジアへ行こう!そこが居場所だと思い生きているといった感があります。

その末が、今で言う外こもりなんだと思います。

しかし、私から見ると外こもりは、排他的で現実からの逃避にも感じます。現実外こもりの方には失礼かもしれません。生き方は、それぞれだし自由ですからね。ただ日本人が日本で暮らせないなんて少し寂しいですよね。

経験からお伝えできるのは、日本社会で生きるのは可能です。日本人ですから、どれだけ海外経験を積んでも日本にいると楽だったりします。しかし、自分らしく生きるために何をするかは、自分次第なのでこの部分に関しては各々が考えなければいけません。

これからの若い人達には、もっとより自由にライフスタイルを貫き通して欲しいと思います。日本社会の状況は、良くありません。自然災害も多く、政治的に見ても沢山の問題を抱えています。この部分だけ見ると個人で生活出来る人間が生きやすい時代なのです。

さぁ、今回の話で最後に言いたい事は、これだけです。

個人で稼ぐ力をつけろ。

こんな時代です。沢山お金を稼ぐ方法はあります。人は、一人では生きていけないかもしれない。しかし、自活出来る力を養う事で、万一、時代が変わり国の状況も変われば、誰も守ってくれないかもしれません。

世界は、広い。手に職をつけて安心したバックパッカー旅をして欲しいと思います。

 

参考文献として『旅を生きる人びと―バックパッカーの人類学』大野哲也 著

しっかり部類化された考察がされていて面白いです。この記事でご興味が出た方なら読むのをお勧めします。

コメント

  1. […] 【悲報】バックパッカーの末路。日本社会で生きるのは難しいのか?こんにちは、シャンティ(@asiameisou)です。 今回は私の経験と、今まで会って来たバックパッカー達がどんな人生を […]