こんにちは、シャンティのプロフィール

古本屋 未分類
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はじめまして、シャンティと申します。

これからブログを始める事でまず読んでくださった方に向けて自分が何者なのかをご紹介したいと思います。

私、シャンティは現在自営業で古書店を営んでいます。古書店?みなさんはどんなイメージを抱くでしょうか?最近だとチェーン店化したB◯◯K OFFさんなどが最初に名前が出ると思います。ですが、私が営んでいるのは昔ながらの古書店です。

昔ながらの古書店。

  • 暗い店内
  • 入りづらい
  • おじいさん店主
  • 山積みの本

そんなイメージだと思います。そして、私が営む店も近いものがあります。ですが私は、おじいさんでもないし店内を明るくして笑顔で接客を心がけています笑 ただ本は山積みなのは、中々解消出来ず奮闘?いやマイペースに毎日営業しています。

古本の世界に入る切っ掛けは、高校の時からほぼ毎日通学路にあった近所の古本屋に寄って自宅に帰る生活をしていました。卒業し大学に落ちて浪人。そんな時期に通っていた古書店でアルバイトを募集していました。

そもそも三年間ほぼ毎日通っていましたからね。すでに古本というモノに取り憑かれていたと言っても過言じゃありません。人生ではじめての仕事、楽しいばかりじゃなかったけど好きで好きで仕方なかった。それが正直な話です。

大学に通いながら講義が終わると仕事。それを卒業まで続けました。普通なら就職、友達はみんな就職を目指し頑張っているのに…。私はというとそんな気になれませんでした。自分の中でこの仕事以上に愛するものに出会えるのか?ずっと自問自答して、うだうだしてる間に卒業。行き場のない私は当然ながらそのまま古書店で仕事を続けました。

不安、毎日このままでいいのか?若い自分には決断力も判断力も未熟でした。そこで現状を正確に把握して分析を始めました。周りにいる同じ所で働いている先輩を思い浮かべたのです。そこには有名大学を卒業した方もいたのですが、30代半ばその姿は若い私の視点から見ると人生を動かさなきゃいけない!そんな気持ちにさせました。

しかし、何をするか?ただ就職するか…それとも…数日悩みましたが、結局自分がしたい事をしよう!旅に出よう!普通ならおいおい!待て待て就職しろよって思われる所ですが、私は旅に行く事を決意しました。何も決めず半年後仕事を辞める。それだけを伝えて仕事を続けました。

そして、旅に出る。

大学時代には、オーストラリアとエジプトを経験していました。両親には1ヶ月で帰るなんて言って出ましたが、自分の目的?がそんな期間で終わるとも思っておらずとにかく外に出たかった。結果半年以上アジアをふらふらする結果になりました。

帰国、何か変化があったか…ありません。その時は

とにかく日本は甘くない。自分にもできる仕事、少しでも興味を持てる仕事が欲しかった。本に関わる仕事。最初についた仕事は今となっては大企業で誰もが知る◯mazonのクレーム処理でした。辛かった。人の自分勝手な言動、日々繰り返されるやり取り。やはりこれじゃないなと考えて次の仕事へ、新刊書店の仕事に就いても尚、何かが足りない。。。そんな風に思っていた時、学生の頃に仕事をしていた経営者から店長で戻って来ないかと言われました。

悩んだ結果、私はまた古書の世界に戻ったのです。

もうこの時には、覚悟は決まってました。そうです。古本屋を生業にするしかない。それ以外自分の生きる道はない。そこから数年、本をため込み、業界の方からイベントに誘われて自分の屋号で出店しながら準備をしました。

最初は家で在庫を抱えネットのみでやっていましたが、ある縁が切っ掛けで店舗を構え独立して7年目が経過しました。今では結婚もしています。

私の店は古書店です。しかし、稀に沢山の悩みを抱えたお客様が来店されます。何故そんな事がわかるかと申しますと、本を選ぶお客様の表情、そして探されている本で推測できます。そして、私は話しかけるのです。お客様こういう本があります。

旅の中で得た経験と自営業で培った日々の苦労。そんな事がこのブログを読んで頂く誰かに届くのを願ってます。

 

 

 

 

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